ひととえの雛人形は衣装も凄いんです!
人形工房ひととえの雛人形は「可愛い」だけじゃありません。
とても「凄い」雛人形なんです。
どこがどんな風に凄いのかというと、
衣装の素材が凄い!
ひととえの雛人形が身にまとっている衣装は、すべて正絹仕立てです。
正絹(シルク)は、世界中のありとあらゆる繊細の中で最も上品な光沢を放つと言われる素材で、きめ細かく滑らかな手触りが特徴です。
日本だけでなく世界中の国々で古来より最高級素材として親しまれている絹ですが、ひととえが正絹にこだわっているのは、ただ単に上質な素材だからというわけではありません。
ひととえが正絹にこだわっている理由は、この素材が持つ発色の良さです。
絹は染料と馴染みやすいことで知られる繊維で、色彩・光沢・風合いに優れた「絹」という天然の繊維素材があったからこそ400種を超える日本の伝統色が生まれたとも言われています。
つまり、ポリエステルやレーヨンなどでは作ることができない深みのある微妙な色合いを表現するためには、正絹しか有り得ないということなのです。
実際、ひととえの雛人形が身にまとっている衣装を見ると、その色合いの美しさに感動すると思います。明るい色は、より鮮やかに。重厚な色は、より深みのある色に・・・・・
例えば、ひととえの雛人形には「新小石丸」という名の特別な絹糸を使用した作品があります。
↓こちらが「新小石丸」の極上絹をまとった雛人形です。
「新小石丸」は皇室御用達の絹 「小石丸」に由来する超高級シルクで、通常の絹糸に比べて細いのが特徴です(なんと髪の毛の約20分の1の細さだそうです)。
その極細の絹糸は純粋無垢に輝く美しい光沢を放ち、肌触りはとても滑らか。
本来、新小石丸は高級呉服や和装小物に使用される絹糸で、非常に希少価値が高く日本シルクの最高峰と呼ぶに相応しい素材です。
ひととえには、この新小石丸を惜しみなくふんだんに使用した白い衣装の雛人形がいるのですが、その衣装の色は気品のある清らかな白。
まるで降りたての雪のような白色をしています。
ここで紹介した新小石丸をはじめとし、ひととえでは上質な絹糸を使用した京都西陣織を中心に、色合いの美しさにこだわった衣装を、お雛様に着せつけています。
正絹によって表現した言葉では言い表すことができない微妙な色彩。
そのなんともいえない美しさがひととえの雛人形をより一層引き立たせてくれます。