お店に行く前に知っておきたい収納飾りの売れ筋相場
設置場所を問わないコンパクトなサイズで飾り付けも簡単！
しかも人形、お道具、お花、ぼんぼりなど、飾り物一式をひとまとめにしておける収納飾りは、若い世代のパパ・ママ達に大人気！
収納タイプの雛人形は、正に現代の住環境にぴったりの商品で、注目度は年々高まる一方です。
収納タイプの雛人形は、人形店での取り扱い数も以前に比べてずいぶん増えてきた印象がありますね。
また、それに伴いデザインもバラエティ豊かになり、従来までの段飾り・親王飾り・ケース飾りに加え、「収納飾り」という新しいジャンルが完全に確立されたと言ってもいいでしょう。
収納飾りの相場（売れ筋価格帯）：5万円〜10万円
もともと収納タイプの雛人形はコンパクトなサイズが売りでしたが、最近は大きなサイズの商品も登場しています。
そんなわけで、現在の収納飾りはコンパクトサイズと大型サイズに二分化しており、当然のことながら価格帯は大きく異なっています。
ちなみに、どちらのサイズが人気を集めているかというと、やはり収納飾りとしてのメリットが生かされている小振りなサイズの商品です。
さて本題の値段についてですが、コンパクトサイズの収納飾りは、比較的手頃な価格の商品であれば5万円台から。
そして、素材や仕立てに凝った商品になると、値段は10万円程度といった感じです。
コンパクトサイズの収納飾りは、どの価格帯もまんべんなく売れているようですので、5万円〜10万円が相場（売れ筋価格帯）と考えていいでしょう。
なお、大型サイズの収納飾りは10万円〜15万円が相場で、平飾りタイプの親王飾りと比較しても金額的な違いはそれほどありません。
そのため平飾りを購入しようと考えていた方が、「飾り物一式をまとめてしまっておけるなら便利かも」ということで、収納飾りに変更することも少なくないようです。
大型サイズの収納飾りを購入しようと考えている方へ
設置場所も収納場所も、あまり広いスペースが用意できないという方たちに喜ばれているのが収納飾り。
しかし、最近は収納飾りならではのメリットが失われている商品もチラホラ現れています。
収納飾りの商品を紹介するうえで、必ず使われるのが「コンパクト」という言葉です。
コンパクトと表現されるだけあって、従来の収納飾りは設置場所も選ばず、しまっておく場所も省スペースで済むような小振りなサイズが主流でした。
でも最近は、とてもコンパクトとは言えない大きめサイズの収納飾りが登場し、必ずしも「収納飾り＝設置も収納もコンパクト」とは言いきれない状況になっています。
そんな昨今の収納飾りに対して、私がちょっと気になっているのは「重さ」です。
従来サイズのコンパクトな収納飾りは、そんなに重くはありませんので女性でも楽に運べるという感じでした。
それに比べて、間口65cmを超えるような大きめサイズの収納飾りは、ハッキリ言ってかなり重いです。
そのうえ収納時はひと回り大きなダンボール箱に入れるため、女性が持ち運ぶのはちょっとキツイかもしれませんのでご注意を。
収納タイプの雛人形はこんな方にオススメ
昨今の住宅事情に最もマッチした雛飾りとして注目度が一気にアップしているのが収納タイプの雛人形。
雛人形といえば昔は広い日本間に大きな七段飾りというイメージがありましたが、最近は省スペースで飾れるコンパクトなタイプが大人気。
特に収納タイプの雛人形は、飾るときには飾り台になり、片付けるときには収納箱になるという二つの利点を兼ね備えた優れものです。
また収納タイプの雛人形はその名前が示すように、一つの箱に人形はもちろんのこと、雪洞や花飾り、お道具類が全て収まるのが最大のメリット。
雛人形には小さな飾り物がたくさん付属されていますが、収納タイプは雪洞やお花など全ての飾り物を同じ箱にしまっておけるため紛失の心配もありません。
雛人形を飾る時期を毎年迎えるたびに「お道具はどこにしまったかな？」と頭を悩ませることが無いのも収納タイプが高い支持を得ている理由のひとつです。
ところで「飾りやすさ」を最重視するなら収納タイプよりもケース入りの雛人形に軍配が上がります。
飾り付けといってもケース入りの雛人形は箱から出すだけですし、しまうときも箱に入れるだけなので飾り付けも片付けもとにかく楽ちんです。
しかしケース入りタイプは人形や小道具類が全て固定されているため手に取ることができません。
それに対し収納タイプは手に取って着物の美しさを間近で眺めたり、お子様と飾り付けを楽しむことができるのも大きな特徴です。
お雛様は見て楽しむだけでなく飾り付けの楽しさも子供に経験させてあげたい、更に広い設置スペースを必要とせず片付けも手間をかけずに済ませたいという方には収納タイプの雛人形がおすすめです。
